はじめに
不動産投資を始めるにあたり、年収は融資の可否や投資戦略を決める重要な要素です。
今回は、年収900万円をベースに、ワンルームマンション投資を行った場合のシミュレーションを試算していきます。
「自分の年収でどれくらいの不動産投資が可能なのか?」と考えている方の参考になれば幸いです。
1. 投資背景とシミュレーションの前提
- 年収:900万円(給与所得)
- 投資の目的:節税対策+資産形成
- 既存の不動産資産:なし(新規投資)
- リスク許容度:中程度(ローンを活用しつつキャッシュフローを確保)
この状況をもとに、どのような投資が可能かを試算します。
2. 年収900万円での融資可能額シミュレーション
不動産投資向け融資では、年収の5〜10倍が借入可能額の目安とされています。
- 保守的な融資(年収5倍):4,500万円
- 標準的な融資(年収7倍):6,300万円
- 積極的な融資(年収10倍):9,000万円
ワンルームマンション投資では、1戸あたりの価格が3000万円〜4500万円程度のため、比較的余裕を持った投資が可能と考えられます。
3. ワンルームマンションの選定基準
◾️ 投資戦略
- 都心の中古ワンルーム投資(今回のシミュレーション対象)
- 価格:3300万円
- 東京23区の主要エリア(例:新宿・渋谷・品川)
- 長期保有を前提とした資産価値重視
4. ワンルームマンション投資のシミュレーション
◾️ 物件概要
- 物件価格:3300万円(融資90%、自己資金10%)
- 所在地:東京都内
- 利回り:4.5%(表面利回り)
- 家賃収入:148.5万円/年(3300万円 × 4.5%)
- ローン:35年返済、金利1.5%
- 管理費・修繕積立金:年間22万円
◾️ 年間キャッシュフロー計算
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 家賃収入 | 148.5万円 |
| ローン返済 | 118万円 |
| 管理費・修繕積立金 | 22万円 |
| 固定資産税 | 9万円 |
| その他経費 | 5万円 |
| 年間キャッシュフロー | -5.5万円(若干のマイナス) |
→月間キャッシュフロー:約-4,600円(実質トントン)
(実際には、空室や修繕リスクを考慮するとマイナスになる可能性もある)
5. 税金・節税効果
ワンルーム投資における節税効果は、以下の要素で決まります。
- 減価償却費(建物部分を毎年経費計上可能)
- 建物価格:約2640万円(80%と仮定)
- 法定耐用年数(RC造):47年
- 年間減価償却費:約56万円(2640万円 ÷ 47年)
- 経費計上できる支出(管理費・修繕費・金利など)
- 管理費・修繕積立金:22万円
- 固定資産税:9万円
- ローン金利支払い分:約19万円
- 雑費:25万円
- 合計経費:約131万円
- 所得税・住民税の軽減効果
- 年間約131万円の経費が計上できるため、
- 所得税率30%+住民税10%とすると、
- 約42万円の節税効果(131万円 × 40%)
6. まとめ
年収900万円でワンルームマンション(3300万円)に投資した場合の結論
✅ 年間キャッシュフロー:ほぼゼロ(若干のマイナス)
✅ 税金圧縮効果:年間約42万円
✅ リスク要因:空室・修繕リスク・家賃下落
この結果から、年収900万円の私にとって、ワンルーム投資は短期でのキャッシュフローは期待しづらいが、長期的な資産形成と節税対策に有効と判断しました。
資産価値の高い都心物件を選び、リスク管理をしながら運用することが成功の鍵となります。
7. 今後の展開
今後、年収別のシミュレーションとして、以下のケースも記事にしていきます。
- 年収500万円の場合のワンルーム投資シミュレーション
- 年収700万円の場合のワンルーム投資シミュレーション
- 年収1500万円以上の投資戦略
「自分の年収でどれくらいの不動産投資が可能なのか?」と気になる方は、ぜひ参考にしてください!

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